2021年、日本の民間人として初めて国際宇宙ステーション（ISS）に滞在した前澤友作。
この映画は、7年間に渡る彼の宇宙への挑戦を追ったドキュメンタリー作品です。

もしかするとこの挑戦、一部の人にとっては“富裕層の遊び”に見えたのかもしれません。

私たちはあえてそれを否定しません。
ただ、幼い頃からの夢を叶えるため、20年以上育てた会社を辞め、異国の地で過酷な訓練を乗り越え、夢を現実のものにした歩みには、“富裕層の遊び”では片づけられない、夢への憧れと、執念を感じます。

「夢は叶わなくて当たり前」「夢など持たないほうが幸せ」そんな悲しい考え方さえある今だからこそ、夢の眩さ、夢の尊さ、夢の美しさを、私たちは伝えたいと思っています。
そして何よりも、たくさんの夢を持ち、これから挑んでいこうという若い世代に、夢を持つ素晴らしさを感じてほしいと願っています。

時に夢を語ることは恥ずかしく、また否定されることもあるかも知れません。
それでもきっと、誰しも叶えたい夢、実現したい夢がきっとあるはずです。

本作が、そんな夢の後押しに少しでもなれれば、特に若い世代の方々を応援できれば、との想いから、高校生以下の方々の鑑賞料金を500円に設定させて頂きました（2024年1月8日まで）。

「夢を、拒むな」

人の夢も、自分の夢も、決して拒むことなくエネルギーに変えて、皆さん挑戦を続けて下さい。